クモ

2003年1月22日
起きたとき少し春からのことが心配になった。
二秒間自信が無かった。

自信なんかずっとなかったのかもしれない。
誇りなんか生まれたときからなかったのかもしれない。
いつも下向いて、唇をかんでいた。
上を見てたのは、泣かずにすむから。


明日に不安の声をあげる体。
傷つき、強く僕を支えている体。
明日を追いかける心。
万難を排除して進もうとする心。

体を思いやる日、誰かを思いやる日。
優しい僕が還ってくる日。
自分の傍に大切な人がいてくれる日。

そう、誰もいなくなったボクは旅立てる。
「やれるっ」て思ってればいい。
「オレはすごい」って言ってればいい。
一人出発する幸福。
誰も止められない、自由。
忘れてた。


なんでクモは自分から捕まえにいかないんだろ。
待ってるのはしんどいだろう?
でも、凄くいさぎよいよね。
そういうことなんだろうなぁ。

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